にっこり 今日の朝東っ子①

 

 

 

 

委嘱研究『教科担任制』研修会 開催!

 

 本日は、本校が研究委嘱を受けている「教科担任制」に関する研修会を開催いたしました。

 今回、講師としてお呼びしましたのは、こどもの心のケアハウス嵐山学園 園長でいらっしゃいます 早川 洋 先生です。

 

  学校だより6月号でもお伝えしましたが、早川先生は児童心理治療における第一人者で、様々な立場、多くの方々(多職種)が一体となって(子どもを育てるという)同じ目的の下に取り組む『家庭的(であること)』を研究・実践されております。

 

 先生は、虐待等で心に傷を負った子どもたちを嵐山学園に招き、様々な職種、多くの大人と意図的に関わらせ、家庭同様の養育環境を整え、愛情を注いで育てる(治療する)ことで、傷を癒すと共に心理的安定と確かな愛着が再構築され、人生に自信と期待を持たせる、そんな治療を行っておられます。本日の講義のなかでも、早川先生は「見捨てない。困っている時に助ける。できた時に褒める。これらの継続が信頼関係と情緒的安定を築き、逞しい人間へと生まれ変わる」と仰っておりました。

 本日、早川先生の理論や実践に触れ、その手法を学び、本校でも「誰一人取り残さない教育の実現」に向けて、研究する教科担任制を効果的に展開し、職員一同『家庭的であること』を徹底してまいりたいと、改めて感じることができました。

 

 

 

  早川先生、本日ははるばる川口までお越しいただき、ご指導くださいまして誠にありがとうございました!