2022年9月の記事一覧

実は貴重な「〇〇シリーズ」

 

こんにちは。今月最後のブログです。

 

そんな今日は、学校図書館にある貴重な本の紹介です。それは...

「まんがでよくわかる 〇〇のひみつシリーズ」‼‼‼

お子さんが「〇〇のひみつ」と書いてある本を学校から借りてきたことはないでしょうか?

様々なものや制度のひみつがイラストで描かれており、とても面白い本なんです。そんなシリーズ本。実は、学研さんにより全国の公共図書館や小学校に寄贈されている非売品の本なんです。その為、なんでもいいからお薦めは?と児童に聞かれた際には、このシリーズ本は貴重な本だから一度読んでみない?と薦めています。社会の難しい制度の話から、人気の食べ物の話まで幅広く取り扱われているので、どこかに琴線に触れる本が見つかるかもしれません。

 

現在は、電子版としてインターネット上で読める本もありますので気になった方は是非、調べて下さい。

 

 

児童に人気のジャンル

 

こんにちは。司書です。

 

現在、司書は週2日在中しています。2日間の休み時間は児童からの本の相談を受けることもあるのですが、その中でよく聞かれる相談があります。

それは、「怖い話の本はどこですか?」です。

学校司書として勤務していると、聞かない月はないほど聞かれる質問です。都市伝説や階段レストランシリーズをはじめたくさんの怖い本が学校に配架されています。人気のあるジャンルなので沢山あっても本棚はスカスカになっています。大人になると怖い話は得意不得意がありますが、子どもの時はページをめくる時のドキドキ感が怖い本には一段と魅力的に感じるのかもしれません。

今日も朝日東小学校学校図書館では、怖い本をどれにしようと悩む児童が多くいます。

 

本の天敵 第2巻

 

こんにちは。

 

本日はシルバーウィーク第二弾です。

 

先日、日光と液体が天敵という話をブログに書きました。今日は、三つ目の天敵を紹介します。

皆さんは、本が破損してしまった際、どうしますか?

もし、その本が図書館から借りてきた本だった場合、修理を試みようとするかもしれません。

少し破けてしまったから、テープを…と考えてしまうかもしれませんが、そのテープが三つめの天敵です。

本の修理を市販で売られているセロハンテープで行った場合、劣化によって逆に本が傷んでしまいます。特に一つ目の天敵として紹介した日光と合わさると強敵です。セロハンテープが日光により劣化して、ノリ部分が茶色くなります。そして、ノリが乾いて表面の部分がポロポロと剥がれて汚れの原因にもなります。

本の修理には専用の道具が必要になりますので、破損してしまった際にはその旨を司書に伝えてください。

 

朝日東小学校では、「本の救急箱」という破損がみられる本を入れる専用の箱があります。手に取った本が偶々破れていた時、先生に伝えづらい場合もあります。その為、司書に伝えずとも箱に入れれば司書が定期的にはこの中を確認して修理をしています。

 

短いブログですが、二回にわたって本の天敵を紹介しました。「日光(紫外線)」「液体」「テープ」この三つに気をつけて良い読書ライフを送ってください‼

本の天敵 第1巻

 

こんにちは。司書です。

 

本の天敵は?と聞くとよく声があがるのは水です。紙でできている本は水に触れると破けたり、歪んだりします。

その為、濡れた手で本に触れない事は学校図書館でのオリエンテーション前から、児童たちも知っています。

しかし、それだけじゃないのはご存知でしょうか。

シルバーウィークの今週は、二回にわけて本の天敵を紹介します。

 

まず、本は日光に弱いです。正確には紫外線に弱く、長時間紫外線にさらされると人と同じように日焼けしてしまいます。児童が持って帰ってきた本の背表紙の文字がうすく読みづらくなっているときがありませんか?これは、日焼けによる影響です。本の保管は日の当たらない場所をおすすめします。

 

次に、液体です。最初にもあるように本は水に弱いです。じつはそれだけでなく、水以外の液体にも弱いのです。特に図書館で注意しているのが、消毒液です。コロナ禍で、図書館に入る際に消毒をしてもらうのですがよく乾かさずに本に触ると水同様のことが本に起きてしまいます。その為、消毒をする際はしっかりと自分の手が乾いたことを確認してから触るようにお願いしています。

 

という事で、本日は二つの本の天敵を紹介しました。すべての本に共通するものですので、ご自宅の本もこれらの天敵にさらされていないか一度確認をすると、本が長く楽しめるかもしれません。

 

紙芝居

 

こんにちは。学校司書です。

 

実は、朝日東小学校には沢山の紙芝居が蔵書されています。昔話やオリジナルの作品、かしわもちの由来を知るような知識が身につく紙芝居まで種類は様々です。

日常ではあまり目にしない紙芝居は、読み聞かせの際に紹介するとそれだけで皆さん興味を持ってくれます。読み終わると、「面白かった‼」「自分が知ってる内容と違ってた!」と様々な感想を伝えてくれるので、読んでいる身としても嬉しくなります。